2023.05 振り返り

一番のお祭りシーズンである5月が終了しました。今までサボってきた私はちゃんと本決算シーズンを完走するのが恥ずかしながら今回が初めてだったりします。。自分の中でも振り返りつつ、皆さんと議論・共有できるところを公開して自分も周りも成長していければと思います。
 
★目次★
 
 

1.今月の成績

 
4月のパフォーマンスですが、今年初のマイナスパフォーマンスとなりました。-3.9%ということで後述しますが2つの大きなマイナスで沈んでしまいました。いつのまにかTOPIXに追い抜かれてしまいました。。TOPIX +3.6%、マザーズ0.4%と大型株優位、株主還元のキャパが広いバリュー株優位の展開だったと思います。
 
 
こちらは2020年からの資産推移を月足チャートで書いています。入金込なので単純な成績ではないのですが、きれいなCwHを形成しているように見えます。ダンサーは一度しゃがむ!ということで今月は陰線でしたが下ヒゲ陰線の後に新高値ブレイクを狙っているチャートに見えます。
 
 
そして2022年比較のパフォーマンス分布について、2023.05までのパフォーマンス分布はこちら。
 
やはりパフォーマンス分布はJojoにばらつくんですね。両側に広がってきていることがわかります。大きく損失を出した決算マタギの銘柄がPF寄与度-1%以上に何銘柄かなってしまっている一方で、PF寄与度+1%-2%の銘柄数が大きく増えています。決算後にエントリーした銘柄は地合が良いことも相まって、順調に利益を伸ばせています。
先日緑本と呼ばれているミネルヴィニの「株式トレード基本と原則」を再読したのですが、平均利益を上げていく方法としてバックストップを使っていなかったことに気づき、最近運用を始めています。まだバックストップに引っかかった銘柄はありませんが、平均勝率や平均利益を高めるべく上半期の振り返りとして6月のブログで投稿しようと考えております。
 
 

損益ベスト3

 
今月の利益ベスト3
  1. 6819 伊豆シャボテンリゾート
  1. 9731 白洋舎
  1. 7715 長野計器
 
今月の損失ベスト3
  1. 7061 日本ホスピス
  1. 3963 シンクロ・フード
  1. 4331 TGニーズ
 
今月の利益ベスト3はいずれも決算後にエントリーした銘柄、損失ベスト3はいずれも決算マタギでくらったもの、とはっきりと決算マタギで負けたことがわかります。。
 
 

現在の保有銘柄(ロット順)

前月対比コード銘柄名
新規9731白洋舎
新規2533オエノン
新規3034クオール
新規5138Rebase
新規7715長野計器
新規9702アイ・エス・ビー
新規6104芝浦機械
減少3479TKP
5136tripla
新規5134POPER
先月から新規銘柄8銘柄とPFがガラッと入れ替わっています。合計10銘柄となっており、ちょっと銘柄多いなという印象になってしまっていますが、徐々に次の決算に向けて洗練されたPFにしていきます。
 

2.取引振り返り

 
今回は決算シーズンの振り返りを書きたいと思います。
ちょっと前のブログに戻って2022.11の振り返りブログで下記のように書いていました。
 
時系列で書くと
  1. 決算までの期待上げを狙った1ヶ月前からの仕込み
  1. 決算マタギ
  1. 決算後PTS or 翌日寄り付き凸
  1. 決算後急騰、もみ合いからのブレイク(ハイタイトフラッグ)
 
今回の地合いによるフィルターはかかっておりますが、今後強化していきたい優先度でいうと
4 > 1 > 3 >>>> 2
という順番です。そう思うと決算シーズンは15日で終わりではなく、その後のもみ合いからのブレイクを狙うならば、16-18日までの継続調査のほうが重要だと気づきました。その事実に気づくのが遅いのですが。。。
 
こう書きつつ、なぜか2の決算マタギに注力してしまう私。。。ギャンブラー症候群なんでしょうか。やるのは良いんですが、やはり緑本見てもロットを少なくしないなんてアリエナイという書き方でした。
また、ここ最近のブログを見返してみたんですが、決算マタギは試行回数が少ないこともありムラが大きいです。
2022.11 負け
2023.02 勝ち
2023.04 勝ち
2023.05 負け
勝率など上半期のトレード振り返りで見るつもりですが、どっちかというと損大利小という印象です。事前に期待が入っている銘柄が多いので、爆発的に上に行く銘柄よりも期待を裏切って爆発的に下に行く銘柄を跨いでいるような気がしています。良くなかった銘柄の共通点を言語化してみています。
 
  1. 信用買い残が前Q決算から大きく増加している(出来高25MAの2日分以上)
  1. チャート位置 S高でブレイクしない位置で決算日に到達する(オーバーヘッドサプライ)
  1. 4Qのガイダンスリスク
  1. カビュウランキング(=デスノート)に載っている
 
一つ当てはまるごとにロットを5%落としていくというイメージで次回以降運用を考えています。私こんなルールあります!などあればコメント、DMなどで意見交換させてください。
 
 
もう一点、決算シーズンでやってよかったこととして、「一週間前の新高値銘柄をチャートチェックする」というものです。
今回の決算シーズン後のリアクションで意識していたのはハイタイトフラッグ後の上昇を取りに行くというところ。そのために一週間前の新高値銘柄を揉み合っている期間を確認する意味で見ていました。これによって、3679 じげん、2359 コア、7949小松ウォール、9702アイ・エス・ビーなどの揉み合っているものを見つけることが出来ました。これは次回以降もやっていこうと思います。
 

3.今月の良かった点、反省点

 

良かった点

  • リスク量を一定にした取引がうまく機能している。リスク量一定でロットを張るためにはローリスクエントリーポイントを意識せねばならず、最近は損切ラインまで5%以内でないとロットを張ることができないのでエントリーを見送ることが増えている。
  • 決算マタギ時の対応を事前に決められている。◎~✕まで数字を想定することでPTSで早めに売却して損失を限定できた事例があった。
 

改善点

  • 決算マタギ時のロットがなんとなくの自信度で決めていた。今後は信用買い残などできるだけ言語化してブレない対応をしていきたい。
 

4.雑感

 
「株式トレード 基本と原則」三回目の読了でしたが、今回はまた違った気づきが数多くありました。取引の振り返りについて、上半期で自主反省会をすべくトレード内容のタグ付け、パフォーマンスの数値化を進めているところです。結構Excelポチポチするの好きな作業だったりします。6月のメインテーマとして仕上げていきたいです。
 
以上、少し長くなってしまいましたがここまで読んで頂いてありがとうございました。
今後も月一更新は続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。