2022.11 振り返り

11月は決算シーズンでしたが、個人的に初めてちゃんと完走できたと言えるシーズンでした。取引数もそれに応じて増え、また中小型株の地合いが良かったこともありいい成績になれた月でした。
 
★目次★
 
 

1.今月の成績

 
今月はTOPIX+2.9%、マザーズ+6.4%に対し、自分は+13.1%とアウトパフォームでした。決算マタギは3勝3敗でしたが、決算後の中小型株の地合いが非常によくその流れに乗ることができました。長い間マイナス圏に沈んでいましたが、ようやくプラテンしたー!!というのが率直な気持ちです。
 

損益ベスト3

 
 
今月の利益ベスト3
  1. 7378 アシロ
  1. 3963 シンクロフード
  1. 7061 日本ホスピス
 
今月の損失ベスト3
  1. 9696 ウィザス
  1. 3496 アズーム
  1. 4390 IPS
 
利益について、アシロはBox下限からの反発によるエントリー、シンクロフードは決算後の上昇によるもの、日本ホスピスは決算前からの上昇を取れたという状況でした。
一方損失ではウィザスは決算マタギでのGD、アズームは決算後凸したのですがその後の下落に耐えられず損切、IPSも決算後凸での上下のふるい落としでした。それぞれ軽症で済みましたが、決算後凸はやはり難易度が高いと痛感しております。
 

現在の保有銘柄(PF順)

増 7378 アシロ
新 6632 JVCケンウッド
増 9556 イントループ
新 8130 サンゲツ
新 6070 キャリアリンク
 
私個人で許容できるほぼフルポジになっています。決算シーズンを通じて色々銘柄が入れ替わっており、11月中にエントリーして利確損切した銘柄も10銘柄程度ありました。
 

2.取引振り返り

 

決算シーズン 取引編

銘柄コードは省略していますが決算関連でエントリーしたものを並べてみています。
思うところはたくさんあるのですが、何点か個人の備忘として書き記しておきます。。
  • 事前調査している銘柄のPTSエントリーは決算発表と同時に買えればOKかトントンかになれる
  • しかしS高エントリーは2つともNG
  • 未調査マタギは絶対NG(当たり前や!!)マタグときには出口戦略を徹底的に練る
 

決算シーズン 取り組み編

今回は決算シーズン通して、株探での決算速報ベースではありますがすべての銘柄に目を通すことができました。それにより、新しい銘柄に触れることができたのは非常に良かったと思います。決算シーズンを通して一番感じたことは「決算関連で利幅が取れるエントリーポイントは4つ」ということです。
 
時系列で書くと
  1. 決算までの期待上げを狙った1ヶ月前からの仕込み
  1. 決算マタギ
  1. 決算後PTS or 翌日寄り付き凸
  1. 決算後急騰、もみ合いからのブレイク(ハイタイトフラッグ)
 
今回の地合いによるフィルターはかかっておりますが、今後強化していきたい優先度でいうと
4 > 1 > 3 >>>> 2
という順番です。そう思うと決算シーズンは15日で終わりではなく、その後のもみ合いからのブレイクを狙うならば、16-18日までの継続調査のほうが重要だと気づきました。その事実に気づくのが遅いのですが。。。
 
あともう一点、今回の動きで気になったこととして、決算予定日2-3日前から急上昇し、決算後GDもしくは寄り天で大陰線をつける銘柄が目に付きました。決算が良いだろうと想像して購入したいが、そういう銘柄数が多いから資金を入れ替えつつ機動的に動いている集団だと思うのですが、その期待上げ・換金売りも想定する必要がありそうです。需給の動きを少しでも読めるようになれるよう、精進します。
 

3.今月の良かった点、反省点

 

良かった点

  • 決算シーズン完走!事前準備、決算シーズンでのスケジュール調整(仕事的な意味で)、決算後の活動などこれからの決算に向けて良いOJTになりました。
 

改善点(=マイルール入り)

  • 決算後S高の飛びつき買いはよっぽどのサプライズがなければ厳禁
  • 銘柄の幅を広げていく
 

4.雑感

自分の成績を見ていて完全に地合いに左右されているなと感じています。全体相場の上げ下げに対して、上げを+αで取りつつ、下げを少なめで耐えるということを身に着けたいところですが。。そんな地合いに応じた手法が取れるわけではないので、下の単純な式のそれぞれを向上させていくしかないかなと思っています。
 
損益率成績 = 期待値(%) ✕ ロット(資産比%) ✕ 試行回数
 
それぞれ要素に分割するとやるべき行動が見えてきます。
 
期待値  → 銘柄選球眼を上げる、ローリスクエントリーポイントを狙う、出口戦略を確立する
ロット  → リスク量一定として、ローリスクエントリーポイントを狙う
試行回数 → 銘柄の幅を広げる
 
全部やんけwと思うのですが、一つずつ技術力向上を進めていければと思います。
 
また、それぞれのエントリーに対する損益率分布を作ってみてこれはこれで面白かったのですが、それはまた次の機会に致します。
 
 
以上、少し長くなってしまいましたがここまで読んで頂いてありがとうございました。
今後も月一更新は続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。